怪談

2008年4月18日
とうとう恐るべき日が来てしまった。
ヤツ、通称「G」が出たのだ。
最近まで涼しかったからといって油断していたのが間違いだった。
とある日の夜中、ワタクシは目が覚め、水を飲もうとキッチンへ向かった。
水を飲み、さて寝るかという時に7〜8センチくらいのヤツは出た。
「おうふっ」
焦る焦る。周りを見渡すと運良くスプレーがあった。
それをヤツに噴射する。すると何を思ったのか、ヤツは飛んだ。
8センチくらいのヤツが飛んだ。
成すすべなし。しかし数秒後、ヤツは天国へ旅立った。合掌
その場はそれで収まった。
だがその後、どこへ行くにも、何をするにも辺りを見回して警戒する生活を余儀なくされたのは言うまでもない。
そして数日後の今日、ワタクシは冷蔵庫を整理していた。
手前に梅干があったので手に取った。
パッケージには「私が作りましたよー」とでも言いたげなおじさんの写真が写っている。
それを見てワタクシは「G」と勘違いし、思いっきりぶん投げた上、ものすごい速さで逃げてしまったのだ。
あまりの情けなさに涙がでそうになった
そしてしばらくして梅干を見に行くと、そこには「G」ではなく
にっこりと笑ったおじさんの写真があった。
しかしなぜだろう、ワタクシにはじいさんがものすごく怒ってるように見えた。

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